歯周病②

周病の原因はプラーク、歯石やストレス等多岐にわたりますが初期治療として、まず原因を除去して病変の進行を止め、その後スケーリングとルートプレーニング(歯石を除去する治療法)、口腔清掃法の指導、う触治療、歯内治療、要抜去歯の抜歯等を施します。

周病対策とメンテナンス方法としましては・・・

①正しい歯ブラシの方法で毎日実行する。

②歯肉の中まで入っている歯石を完全に取り除き、さらに根の

表面を滑らかにして炎症を引き起こす細菌を徹底的に除去する。

③傷んだ歯肉、骨を治療して健康に近い歯肉にする。

④健康の保持のため歯科衛生士による専門的なクリーニングなど

のメンテナンスを定期的に受ける。

・・・です。 

歯周病①

周病(歯科の専門用語でP:ペリオ)とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患をいいます。

歯と歯肉の境目(歯肉溝:歯周ポケット)の清掃が行き届かないと、そこに多くの細菌が停滞し歯肉の辺縁が「炎症」を帯びて赤くなったり腫れたりします(ほとんどの場合無痛)。

そして、進行すると歯と歯肉の境目が深くなり、歯を支える土台(歯槽骨)が溶けて歯が動くようになり、最後は抜歯しなければならなくなってしまいます。