部分入れ歯②

部分入れ歯の構成

部分入れ歯は,患者さんが取りはずして手入れができるようになっていますが,食事中に沈み込んだり浮き上がったり,会話中にはずれてしまっては困ります.そこで,入れ歯には残っている歯に引っかけるためのバネ(支台装置・しだいそうち)が組み込まれています.

そのほか,歯の抜けた部分に対してその歯の代わりをする人工歯(じんこうし),歯の抜けた土手や歯ぐきを補うピンク色のプラスチックでできた義歯床(ぎししょう),歯の抜けた部分が離れたところに2ヶ所以上ある場合に両方をつなぎ入れ歯を一体化する連結子(れんけつし)などがあります。

治療費

保険適用と保険外適用の自費診療とに分かれます。

保険適用では、保険の種類、入れ歯の大部分を構成する「レジン床」と呼ばれるプラスチックの樹脂の種類、また歯の欠損数によっても費用は異なります。

保険外適用では金属の種類(金合金、特殊合金、チタン合金など)や歯の欠損数、また各診療所によっても費用は多少異なります。必ず、事前に説明を聞いて下さい