歯の生え変わり①
身体の成長にともなってあごも成長し、6歳頃から12歳頃にかけては「乳歯」から「永久歯」へと生えかわっていき、永久歯が生えそろうと噛む力が強くなり、いろいろな食べ物を上手に食べられるようになります。
乳歯は20本、永久歯は28~32本(親知らずの本数によります)で、子供の頃は体が小さく顎も小さいため乳歯の20本で口の中はいっぱいですが、大人になれば顎が大きくなりますので、永久歯が全部生えてもちょうどいいバランスになります。
乳歯と永久歯は同じように見えますが・・・
①乳歯の方が全般に永久歯よりひとまわり小さい。
②乳歯は白に近く、永久歯は黄色味を帯びている。
③乳歯のエナメル質・象牙質の厚みは永久歯の
半分程度と薄い。
④乳歯は永久歯にくらべ石灰化が不十分でやわらかい。
・・・などがその違いです。
